京都・貴船神社へ・その三(中社・結社{ゆいのやしろ}から奥宮へ)

 貴船口駅から、歩いて貴船神社までは、以前掲載いたしました。さて、神社を出るとすぐ、中宮に出ます。

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(ダブルクリックで拡大・以下同じく)

ここに、雨の磐船(あめのいわふね)があります。

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人を運ぶのは船。人と人を結びつけるのも船ということで、縁結びの象徴となっているのでしょうか。

また、相生の杉という不思議な杉があります。

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さて貴船神社が、縁結びの神様でもあることの補強事実として、和泉式部の貴船参りがあります。

和泉式部が夫とよりを戻すべく、神社に参拝して歌を詠んだというものです。
ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる

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昔は、奥宮が本社だったそうで、その頃はこの小川(今の思ひ川)で体を清めてから本社を参拝したそうです。
和泉式部の話と重なって後世、思ひ川となったそうな。

なぜかこのあたりは、二本の木がくっついて一本になってる木を崇めていますが、やはり縁結び、家庭円満を示唆しているのでしょう。
連理の杉もその一つ。

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さて、奥宮に石を積んで、船の形にした船形石があります。

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神武天皇の母である玉依姫(たまよりひめ)が黄色い船に乗って、淀川、鴨川、貴船川をのぼって、ここに上陸し水神を祭ったとの伝えもあります。この黄色い船が貴船という説もあるとか。

実は、この玉依姫は下鴨神社に祭られているのですね。貴船、鞍馬から上賀茂・下鴨神社のあたりは、豪族・鴨氏の勢力圏だったそうです。

白鳳六年(六六〇年代)に社殿造り替えの記録があるといいます。
また、おそらく貴船川でしょうが、洪水で社殿が流されたこともあるようで、天喜三年(千五十五年)、元の本社を奥宮にしたようです。

さて貴船口駅から、一本道を歩いて奥宮まで一時間はかからないでしょう。もっともあちこち歩いてみれば別ですが。
道の両側には川床料理を食べさせてくれるお店や旅館、お土産屋さんが並んでいます。
川床料理は、きちんとしたものは一万円台。呼び込みのお姉さんが、ひとり五千円で川床料理と、声をかけているところもありました。
まだ昼前だったので、庭の落ち葉を掃いたり、掃除をしたり、料理の材料をはこぶ車が行き来したりと、せわしない一時でした。
食べるなら食べる、見るなら見ると、目的をもって行くと、いいと思います。

貴船口駅までバスで行って、すぐ鞍馬へ行く予定で、今回は終了。

貴船観光会発行の貴船エリアマップです。
ピンク印は料理・旅館、緑印は料理、黄色印は軽食・喫茶・土産とか。

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引用:Wikipedia・貴船神社。
    知っておきたい日本の神様・角川ソフィア文庫・武光誠。など

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この記事へのコメント

2009年11月15日 17:00
へー、なるほどそういうことですか。
ヒゲおやじは貴船と言えば川床料理を食べるところだとばかり思っていました。
こういうところはやはり事前に歴史なんかを調べていかないと、見ても何のことやらわからず、ふーん、それがどうしたで終わってしまいそうです。
ブログで解説してもらえると、本当に助かります。行った気分になりますよ。
2009年11月15日 20:38
貴船の語源が黄色い船、縁結びの神、和泉式部とのかかわりなど、知らないことばかりで、勉強になりました。雨の磐船にピッタリの石があるのも面白いです。
2009年11月16日 00:05
こんばんは。
 貴船神社と一言で言っていますが奥が
深いのですね。知らない事ばかりでした。
貴船といえばやっぱり川床料理しか頭に
ありませんでした(ーー;)
和泉式部の話や禊川である思ひ川、虚子の
詠んだ花の雨の句もとてもいいですね。
行き当たりばったり
2009年11月16日 07:28
ヒゲおやじさん、おはようございます。
貴船の件も、京都を訪れたあかしとしてぜひ、ブログに残しておきたかったんです。観光雑誌は、かなり端折ってますから、実際に現場を見て、納得でした。
行き当たりばったり
2009年11月16日 07:31
長さんさん、おはようございます。
調べると、長い長い歴史があるのですね。調べるのも楽しいです。
信心深い方は、時に驚くようなことをしてくれます。運ぶのも大変だったことでしょうね。
行き当たりばったり
2009年11月16日 07:41
ミキの雑記帳さん、おはようございます。和泉式部や虚子の句を読んでいただきよかったです。
15日(日)の朝日新聞で、京都の「菊乃井」3代目村田吉弘さんのお話が、ミシュランの件で載ってました。その中で、夏の忙しい貴船の知り合いの店に、京都の料亭では、板前さんを応援に出すというものでした。
2009年11月16日 22:17
本当に皆様のおっしゃるように貴船神社の奥深さに驚かされました。

私もそう、川床料理ばかり・・・是非一度訪れたいところですね。
行き当たりばったり
2009年11月16日 22:27
あっこちゃんさん、今晩は。チャンスがあって、真夏に行ければ、また感じが違うでしょうね。行ってみたいです。釣りも、まわりの散策もしたいところです
2009年11月18日 21:51
こんばんは。
京都は歴史の深い神社が多いですね。
貴船神社、船の形の船形石は初めて見せていただきました。相生の杉、連理の杉、などの珍しい御神木も初めてです。
夜に、貴船の川床料理を食べたのですが、寒くて冷たい料理に震えた事がありました。
お昼だったら良かったのでしょうね(笑)
行き当たりばったり
2009年11月19日 22:14
杏さん、こんばんは。初めての場所でしたが、思ったより奥が深かったです。夜の貴船ですか。
清流とカエルの声のイメ-ジでしたが--。
寒いのは困りますね。